◆…昔、我々の時代は登下校中に児童が犯罪に巻き込まれるような事件は無かった。今、民生児童委員時代に安全パトロール員として児童の交通災害を含めた事故防止に向けた取り組みを思い起こす。
◆…人間でもツバメでも失われた小さな命は、戻ってこない。ツバメの世界においても、折角造り上げた子が待つ愛の巣もカラスやヘビに襲われる今日、私のバイト先でもガレージ内に作られたツバメの巣が職員帰宅後、夜間には、シャッターが閉められ四方が遮断されたため、ツバメの小さな命は、失われたのである。
◆…この苦い経験から今年は、シャッターの下部両側にレンガを二枚横に置いて見守ったが、親ツバメの飛来を確認できずそのレンガを縦に置いたところ、シャッター下部のスペースが広がり餌を待つ子ツバメの元気な声に安堵した。特にガレージ内部の側面は、ツルツルのコンクリート面で、口で運んだ泥の材料は、すぐに落ちてしまうが親鳥は、根気よく愛のくちばしで唾液を糊状にでもしているのか見事に巣を完成させた。ツバメの子育てから、親としての見守り活動の大切さと社会全体での死角をなくす方策の大切さを学んだ。
(宇治田原町元民生児童委員・松本康彦)