昨年は初戦で京都翔英を破る大金星を挙げ、ベスト16に進出。今年はメンバーが若返りし、3年生は17人から7人へと減少。1年生が12人加入し良い競争が生まれているが、昨年並みの打撃力をどこまで回復できるかがポイント。
中川監督は「チーム打率は・287だが、試合により好不調の波があり、打てないときはとことん打てない。最近の勝ちは守備で持ちこたえている感じ」と話した。練習では徹底してバッティングに力を入れているという。遊撃の田中(3年)が攻撃の主軸を担うとともに、守りの要ともなる。
投では、四方(3年)と北波(2年)が柱。北波と捕手の守屋(2年)は共に木幡中出身で、リトルリーグ以来10年にわたりバッテリーを組んでおり、安定感が期待される。木村(3年)の制球力も仕上がりが上々だ。
主将の吹田(3年)は思い切りのよいスイングが特徴。「ライト方向へのバッティングを意識している。足を使った走塁で、攻撃のペースをつかみたい。何とか昨年のベスト16を超えてベスト8に入りたい」と意気込みを語った。
中川監督は「5月GW中の練習試合では敗戦が重なったが、今月までの短い期間で着実に成長が見られる。チームとして『底』を超えた感じがあるので、後は上がっていくのみ」と振り返った。本番に向け「初戦をものにすることで勢いがつく。上に行けば行くほど実力差が出てくるのは確か。挑戦者の立場で、ワンチャンスをものにして少ない得点を守り抜きたい」と抱負を述べた。(文中敬称略)【冨田太郎】