第100回全国高校野球選手権記念京都大会は20日、わかさスタジアム京都で4回戦2試合を行った。地元の公立校で唯一、4年ぶりにベスト16へ進んだ久御山は、シード校の東山と対戦。4―11の8回コールド負けを喫し、13年ぶりのベスト8進出はならなかった。

2回表久御山、同点のホームに滑り込む松本

《4回戦》
久御山   03000010=4
東 山   31030121x=11(8回コールド)

久御山は序盤から苦しい立ち上がり。先発の内田が1回裏、3四死球で1死満塁とし、中犠飛と二塁打でいきなり3点を献上した。
しかし2回表、久御山はすぐに反撃。左二塁打の小嶋を、打撃絶好調の7番・松本が中前打でかえし、まず1点。さらに9番・内田の
左越え二塁打で二者を迎え入れ、すぐさま試合を振り出しに戻した。
だが、それ以降は失策絡みで失点し、リードを広げられた。反撃は、3―8の7回表に松本の左二塁打などでチャンスを広げ、内野ゴロの間に1点をかえすにとどまった。7、8回に3点を追加され、7点差となった時点でコールドが成立した。
久御山は、相手のミスを確実に得点に結びつける東山に、最後まで試合の主導権をつかむことができなかった。
森川監督は「どこかで『東山』を意識していた部分があり、最後まで拭い去れなかった。勝てるんじゃないかと思うぐらい落ち着いた雰囲気だったが、守りのミスの多さなど、悪い部分が出てしまった。彼らの力を出し切らせてやれなかった」と悔やんだ。28人の3年生には「ベンチ入りできない選手たちも、献身的にナインを支えてくれた。全員が力を出し切ってくれた」と称えた。
主将の木村は「泣いてグダグダするより、笑顔でいた方が次につながる。落ち込んでいてはだめ」と、試合後も笑顔を絶やさなかった。「過去2年、初戦でシード校に負け続けてきた。今年もシード校を倒せず悔しいが、自分たちらしく試合ができた」と振り返り「思い切ってやろうと挑んだが、どこかで一歩引いている自分たちがいた。次に生かしてほしい」と後輩たちへ期待した。
球場を出た選手たちは、直前まで戦った東山ナインと顔を合わせた。木村は、保護者が作ったり、これまでの対戦相手から預かった千羽鶴を「絶対甲子園へ行って」と東山ナインに託した。終始笑顔で、互いに健闘を称え合った。【盛川振一郎】

■20日の結果

《4回戦》
福知山成美 0010001010=3
西舞鶴   1000200001x=4(延長10回)