人形を浄火でたき上げる(大宮神社)

夏越の大祓式

宇治田原町荒木の大宮神社(五百磐顕一宮司)で31日、「夏越(なごし)の大祓式(おおはらいしき)」が営まれ、多くの氏子らが「大茅の輪」くぐりに訪れた。参列者たちは高く燃え上がる炎に人形(ひとがた)を投げ入れ、無病息災を祈った。
同社では毎年7月31日に大祓式を斎行している。各家庭に配られた人形に罪・穢(けがれ)・病を移し、それらを預かり浄火でたき上げるというもので、暑い夏を健やかに過ごせることを祈る。
この日、境内には約25人の参拝者が訪れ、氏子総代会の茨木章生会長が進行を務めた。五百磐宮司が大麻(おおぬさ)を振りかざし、修祓(しゅばつ)を行ったあと、参列者が配られた人形を腕や足に擦りつけ、罪・穢・病などを移した。
火がたき上げられ、参列者は炎の中に人形を投げ入れた。各家庭に配った人形を約600枚預かっていて、五百磐宮司が読みあげる祝詞(のりと)に合わせて、参列者も読み上げ、人形が次々と火の中に投げ込まれた。しばらくすると、黒く焼けた人形が宙を舞っていた。
また、参拝者には特製の「茅の輪守り」が授与された。【鹿野達郎】