協議会で汐見会長が意欲

国道24号線に代わる新しい高規格道路として、城陽市から木津川市まで約15㌔の早期整備を求ている木津川右岸「宇治木津線」の道路新設促進協議会(汐見明男会長=井手町長)は13日、井手町井手の山吹ふれあいセンターで総会を開いた=写真=。一日も早い事業化を求め、地元市町で結束を深めることを確認した。

木津川の堤防を兼ねる国道24号線は、増水時の破堤といった危険性があったため、代替道路としての宇治木津線は、早くから要望があった。
長年進展がなかったものの、3回の小委員会の実施や、2回にわたる関連市町の全住民アンケートを基にことし3月、ようやく「山裾ルート帯」を通ることが決定した。
協議会には城陽市と井手町、木津川市の首長や議長、顧問の府議約20人が出席。汐見会長は「平成元(1989)年に設立した組織だが、要望を繰り返すもこれまで進展がなかった。平成27(2015)年度に計画段階評価を進めるための調査が入り、27年目にして初めて実現に向け1歩進んだ」ともどかしかった平成時代を振り返り、「平成31(19)年度には、新規事業化と事業着手を進めなければならない。ことし6月7月の国交省の人事異動を見ていると、宇治木津線の必要性を十分に理解した人が就任していて、心強い。非常に重要なこの1年、しっかりと要望活動を続けたい」とあいさつした。
来賓の国交省・近畿地方整備局の田中哲也京都国道事務所長は、豪雨や地震などの災害を踏まえ「防災面からみても道路は重要で、かつ強靭でなければならない。手続きは順調に進んでいるので、我々が連携し、早期に事業着手できるよう尽力したい」と語った。
顧問を代表し、地元選出の尾形賢府議は「ルートも決定し、具体的な動きを加速していかなければならない段階。地域でどのように開発が進むのか、新しいまちづくりの話題が提供でき、人口増加に結び付けられる前向きな取り組みと認識している。顧問団もしっかりと同じ方向を向き、進めていきたい」と誓った。
議事では、昨年度の事業と決算報告を行った他、本年度の事業計画と予算を承認した。
計画では、国交省が進める「都市計画を進めるための調査」をより円滑にし、国や府、構成市町との連携を図り、引き続き関係機関への要望活動を行うことを盛り込んだ。【谷貴生】