神宮球場で激闘 タイブレーク戦制す

明治神宮野球場(東京都新宿区)をメイン会場に開催されている高円宮賜杯第38回全日本学童軟式野球大会・マクドナルド・トーナメントは21日、2回戦16試合を行った。地元から京都府代表として出場している城陽ビクトリーズが、ベスト16入りを果たした。

《2回戦》
城陽ビクトリーズ 0020100 3=6
会見スポ少野球部 1000011 1=4(タイブレーク)

ビクトリーズは、憧れの神宮球場で2回戦を戦った。相手は鳥取県代表の会見スポーツ少年団野球部。タイブレーク戦にもつれこんだ激戦を6―4で制した。打線では、初戦で猛打賞を記録した打撃好調の松岡耀が、この日も快打連発。3安打5打点と無類の勝負強さで勝利に貢献した。投げては、中山滉大―大槻貴也―野間海斗の継投で粘る会見打線を振り切った。
ビクトリーズは0―1で迎えた3回表、9番・三ツ井裕哉が内野安打で出塁。1番・中山が犠打を決め、2番・出雲優斗の中前打で一・三塁とすると、3番・松岡耀が右前に弾き返し、二者が生還。逆転に成功した。
5回表も先頭の三ツ井がチャンスメークし、松岡の中前適時打で3―1とリードを広げた。下位打線でチャンスを作り、上位で返すという理想的な攻撃で得点を重ねた。
終盤は、5回1失点と好投した先発の中山から、初戦で完封した大槻へ継投。エース投入で逃げ切りを図ったが、土壇場7回裏に追い付かれ、8回からは無死満塁から攻撃を始めるタイブレーク戦に突入した。
ビクトリーズは8回表、まず先頭の出雲が押し出し四球を選び1点。なおも満塁の場面で、絶好調の松岡がまたしても中前に適時打を放ち、2点を追加。6―3とした。
その裏を3番手の野間が1点で抑え、ゲームセット。激闘を制して3回戦へ勝ち進んだ。
ビクトリーズは7回裏に同点とされ、なおも1死二・三塁とサヨナラ負けの絶体絶命の大ピンチを迎えた。しかし、大槻が気迫の投球で三振と遊ゴロで切り抜け、勝利に結びつけた。
試合後、大西徹監督は「中信杯からここまで、とても粘り強く戦えている。ここまで勝ち進んできた勢いに乗って、あす(22日)も一戦必勝で戦う」と意気込みを語った。
ビクトリーズはきょう22日、3回戦で優勝候補の一角、開催地のジュニアナインズと対戦する。プレーボールは午前10時45分。これに勝てば、引き続き午後1時から準々決勝に挑み、4強入りを目指す。
全国の舞台でも本来の力を発揮し、一戦一戦強くなっていくビクトリーズの夏はまだまだ続く。