西谷町長(左)から終了証を受け取る生徒ら(宇治田原町役場)
青少年ピースフォーラム

宇治田原町非核平和都市推進協議会(会長=西谷信夫町長)の平和友好特使として、長崎市で開かれた「青少年ピースフォーラム」(8~9日開催)に参加した町立維孝館中学校(吉原昭校長、246人)の生徒たちが27日、町役場を訪れ、西谷町長に学んできたことを報告した。
長崎を訪問したのは、同校の生徒会で会長の竹岡翼くん(14)、副会長の髙木沙紀さん(14)と田村穂波さん(14)、書記の青山奈生さん(14)と松原直柔くん(14)の5人。
長崎市では、原爆資料館の見学や市立桜馬場中学校での平和祈念集会に出席するなどした。また、田原小、宇治田原小の児童会と共同で製作した「平和の誓い」と書き記した大きな鶴を届けた。
この日、生徒5人は吉原校長とともに訪れ、西谷町長に活動成果を報告した。
竹岡くんは「原爆が怖いだけでなく、その後に起こったことも怖いと思った。この思いを伝えていきたい」、髙木さんは「平和に生きられることが当たり前じゃないことに気づいた」、田村さんは「戦争の悲惨さを知った。平和をどう守っていくか考えていかないといけない」、青山さんは「原爆を知らない世代に伝えていきたい」、松原くんは「テレビから伝わることは原爆が落とされた時のこと。今回は被爆者がどういう人生を歩んだかということが知れた。非核化を目指したい」と語った。
西谷町長は5人に終了証を手渡し、「当たり前の生活が当たり前でなくなったことを実感し、話してくれたが、普通の生活ができる喜びを感じながら暮らすことが大事。どう助け合うかを考える機会になったと思う。そしてみなさんに伝えてほしい」とねぎらった。
吉原校長は「(長崎での)出会いが重要。その中で感じたことを大切にしてほしい。そしてそれを伝えていってほしい」と話した。【鹿野達郎】