巨大キノコを不思議そうに調べる住民たち(井手町井手・玉川畔)

井手町を流れる玉川のほとりで、白くて丸い物体が転がっているのを住民が発見した。役場に持ち込み調べた結果、どうやら「オニフスベ」というキノコの一種のようだ。
3日ほど前の夕方、散歩中の新田紘子さん(76)=井手町井手=が見つけた。辺りが薄暗くなり始めた頃、直径20㌢ほどの白い物体が地面にあり、最初は骸骨かと驚いたという。近づいて人骨ではないことを確認。いくつか持ち帰り12日、調べてもらおうと町役場に持ち込んだ。
「住民が骸骨を持ち込んできた」と職員も一瞬ひるんだようだが、キノコと分かると一安心。あまりの巨大さに気持ち悪がりながらもインターネットで調べると「オニフスベ」という種のキノコに特徴が似ているという。
現場の川べりでは、住民が既にいくつか採取したようで、現在は半径3㍍の円範囲に8個がなっている。大きい物では30㌢サイズ。「オニフスベ」なら50㌢にも成長する可能性があり、一夜にして発生するため驚くのも無理はない。手触りはふわふわしていて、まるでマシュマロのよう。雨が降っている時の方が、水を吸って大きくなるという。
「オニフスベ」なら食べられるらしいが、新田さんは「こんなん食べたらお腹パンパンになるで」と遠慮していた。【谷貴生】