岡屋クラブの山田香織主将が選手宣誓

豪快にアタック…大開クラブAの習田美季

エスワイズ杯争奪第48回『家庭婦人バレーボール優勝大会』が24日、西宇治体育館で開催され、今月9日の宇治市予選会を勝ち抜いてきた12チームと実力、マナーとも優れた京都府内選抜8チームが激突。ラリーで勝負強さを発揮した宇治クラブが輝く優勝カップを手にした。
近隣市町村チームの親睦と技術向上を図ろうと1970年にスタートした伝統ある大会。「家族の喜びを創造し地域社会に貢献する」という理念で事業展開する地元のエスワイズ住宅販売㈱が協賛につき、「日本一アツいママさんバレー」を目指すイベントへと発展した。
開会セレモニーでは土橋曻協会長が「栄誉獲得を目指すとともにチーム間の親睦を深めてほしい」と呼びかけ、来賓の山本正宇治市長は「全国大会へと向かう気持ちで」とエール。関谷智子・市議会副議長、平田研一・市体育協会長も祝辞を添えた。
そして、エスワイズの椎葉啓之代表取締役は、自身の「ラガーマン時代」を振り返り、「つなぐ心」の大切さを、「バレーボーラー」と共有。「人生にも家庭にも、つなぐ心を生かしてもらい、宇治の文化もつないでほしい」との思いを伝えた。
◇  ◇
優勝大会は、4ブロックに分かれての1次リーグ戦から始まり、決勝トーナメントでは宇治クラブと大開クラブA、黄檗VCと招待チームの精和MVCが、フルセットにもつれこむ大激闘を繰り広げた。
最終決戦は、この日4試合目となり、両チームとも疲れが見えたが、宇治クラブはセッター中川奈美子を中心に、つなぎにつなぎ、要所ではエース藤長和代にボールを集めて、多彩なスパイクでゲームの主導権をガッチリ握った。
試合結果は次の通り。(決勝トーナメント以外の数字はセット数・表彰選手は5面)
【1次リーグ戦】
《Aブロック》
岡屋クラブ 2―0 南浜クラブ
蔵クラブ 2―0 明星クラブ

つなぐ力でV奪取…宇治クラブの中川奈美子

精和MVC 2―1 岡屋クラブ
南浜クラブ 2―0 明星クラブ
精和MVC 2―1 蔵クラブ
《Bブロック》
イセダファミリーVBC2―0西京極WIN
黄檗VC 2―0 西小倉クラブ
イセダファミリーVBC 2―1 今池クラブ
黄檗VC 2―0 西京極WIN
今池クラブ 2―0 西小倉クラブ
《Cブロック》
大開クラブA 2―0 春日野
伊勢田クラブ 2―1 歩クラブ
大開クラブA 2―0 尚徳クラブ
歩クラブ 2―1 春日野
伊勢田クラブ 2―1 尚徳クラブ
《Dブロック》
宇治クラブ 2―0 今熊野体振

ケイン・コスギさんとの和やかな交流でパワーをもらった選手たち

ビワママクラブ 2―0 明星VBC
宇治クラブ 2―0 竹の里
ビワママクラブ 2―0 今熊野体振
明星VBC 2―0 竹の里
◆決勝トーナメント◆
【準決勝】
黄檗VC2(16―21・21―19・21―19)1 精和MVC
宇治クラブ 2(21―9・18―21・21―18)1 大開クラブA

大会を盛り上げた上位4チームの表彰選手

【決勝】
宇治クラブ 2(21―10・21―12)0 黄檗VC

■ケイン・コスギ
ファイト一発!!

特別ゲストとして、センチュリー21イメージキャラクターとして知られる俳優の「ケイン・コスギ」さん。
歓声に包まれる中、「楽しく、ケガのないように精一杯がんばってください」と、ほほ笑みかけると、CMでもお馴染みの「ファイト~」という大きな掛け声。
これを受けて、選手代表の岡屋クラブ主将・山田香織さんが「元気にバレーボールができることに感謝し、友を信じ、友を助け、ファイト~一発」と、さらに大きな声で全力プレーを誓うと、会場のボルテージも急上昇。ケインさんによる始球式で熱戦の火ぶたを切って落と

優勝カップを受け取る宇治クラブ

した。

■つなぐ力
エスワイズ杯VB

エスワイズ杯争奪『家庭婦人バレーボール優勝大会』は宇治クラブ5度目の「V」でフィナーレを迎えた。
一昨年は警報発令のため中止、宇治市予選会のみの開催だったため、実質は3大会連続の優勝。ここ7大会でV5、準優勝1回と抜群の安定感を見せている。
一方、決勝で敗れたとはいえ黄檗VCも気持ちでは勝る戦いぶり。大開クラブAは習田美季の破壊力抜群のスパイクを武器に宇治クラブを最も苦しめた。

椎葉社長がVB用具などの副賞を贈呈

今大会での上位進出に貢献した表彰選手は次の通り。(敬称略)
▽MVP=五島美樹子(宇治クラブ)▽優秀選手賞=佐藤奈乃美(黄檗VC)▽敢闘賞=習田美季(大開クラブA)・加藤奈都子(精和MVC)