城陽秋花火実行委員会

2千枚増刷、8千枚を上限に

京都府城陽市で10月14日(日)開催の「城陽秋花火」まで2週間余に迫った27日、第3回実行委員会が城陽市役所で開かれたが、前売りチケットの売り上げが好調なことから、鑑賞チケットを急きょ2千枚増刷し、合計で8千枚を用意する嬉しい誤算が報告された。

「城陽秋花火」は、2011年に城陽青年会議所が創立30周年記念事業として単独で実施した。当初は、1回限りの予定だったが「風情があって良かった」「是非とも続けて」など大反響を受けて翌年、城陽商工会議所、城陽市観光協会も主催団体に加わり、市から「市制40周年記念事業」として200万円の補助金を受け開催された。2年間続いたが、13年以降は会場確保が困難となり立ち消えに。
その後3年間のブランクを経て、会場に京都府立木津川運動公園の協力が得られることになり16年秋、「若者のまち離れを食い止め、城陽市の魅力発信と市民に愛着を持ってもらう」との掛け声で、青年会議所を中心に城陽市、城陽商工会議所、城陽市観光協会、近畿砂利協同組合、青少年野外活動センターも加わり実行委員会方式で再開した。小高い広々とした丘陵地で絶好のロケーションに、来場者からも大満足の反響が寄せられた。
再開後3年目の今年は、年々高まる来場者の反響に応え、これまで1000発だった花火の打ち上げ数を1200発にボリュームアップ。開催時間は、模擬店が店開きする午後3時から同8時まで。午後3時から同6時40分までは、「JOYOフェスティバル」と銘打ち、バンド演奏、踊りなどのパフォーマンスがくり広げられる。後半では、元ミス着物で、女優、歌手、モデルなどマルチに活躍する市内在住の荻野まどかさん(29)を司会に迎え、ファミリーレストラン、虹色侍などプロの人気タレントが次々に登場する。花火の打ち上げは午後7時から30分間。
実行委員会では、前売り券(500円)がすでに前年の2倍以上約500枚が売れ、協賛金の予算額280万円に対し250万円が集まったことなど、反響の大きさが報告された。このため、チケットも当初入場者想定の6千枚から8千枚に増刷したものの、さらに1万人規模の来場者も見込まれることから、混乱を避けるため上限8千人で入場制限をかけることを決めた。
最近の気象状況から、当日が荒天となることも予想されるが、決行するかどうかは当日の正午に山城広域振興局、城陽署、市消防本部、花火師らと実行委が協議した上で、打ち上げ可否の最終判断は午後4時に決める。中止になった場合、1ヵ月間の期間内に払い戻すことにしている。【藤本博】