ひまわりコミックを市教委に寄贈する小嶋総院長ら

東日本大震災が発生した2011年から支援活動に参加する「のぞみ鍼灸整骨院」(小嶋道範代表取締役)=宇治市伊勢田町中山=が5日、今年の3・11に発売されたコミック「福島ひまわり里親プロジェクト物語~チームふくしまの軌跡~」を宇治市立小中学校32校に寄贈し、復興を願う輪を広げた。
全国各地で暮らす人々との絆づくり、震災の記憶を風化させないための取り組みの一つで、福島県のヒマワリの種を購入し、採取した種を送り返す。
市内では、広野中が、福島県双葉郡広野町にある同校名の生徒とビデオレターで交流するなど、学校ぐるみで復興支援を続け、両校の交流は中学公民の副読本で取り上げられた。
同校OBの小嶋道範総院長が働き掛け、小中一貫の取り組みで大開・大久保小児童も種まき・収穫に参加。11年6月にチャリティマッサージなど支援活動を始め、患者である市内農家指導のもとヒマワリを育て始めた同院も、障害者施設の利用者、スタッフと協力し合ってヒマワリ畑を毎年、世話し続ける。
コミック(B6版・128㌻)は、福島県内の若手経営者有志が立ち上げたNPO法人チームふくしまのこれまでのあゆみを紹介。子供たちにも分かりやすいコミック形式で震災の経験を伝え、「同情から尊敬のまち」になる第一歩として後押しする。
この日、小川院長とスタッフの久保直子さんとともに来庁した小嶋総院長から目録を受けた市橋公也・教育支援センター長が「人のつながりが大事。地域で挑戦が広がれば」と期待を寄せた。
11月18日(日)には活動成果を発表するひまわり甲子園関西地区大会が宇治市内で開かれる。