宇治市は、このほど冊子「宇治市くらしの便利帳2018」を発行した。浸水・土砂による災害の予想範囲を図示した、いわゆるハザードマップを10年ぶりに改訂して掲載している。さらに、市の行政情報が一冊で分かるようにもなっている。今月末までに市内全戸に配布される。

掲載されているハザードマップは、各河川の「洪水浸水想定区域」と「土砂災害(特別)警戒区域」を航空写真を使って示したもの。前回発表された2008年から10年ぶりに改訂された。
市危機管理室によると、大きな変更点は想定雨量。現在、降り得る最大の雨量を基に作られているという。また、山科川・堂ノ川・弥陀次郎川など河川ごとに図示されてもいる。
加えて六地蔵から新田付近までの宇治川流域については今回初めて、浸水の深さが50㌢を超えた場合、50㌢を下回るまでにかかる時間が色分けで分かるようになった。さらに土砂災害については前回調査中だった地域で、新たな警戒区域が示されているという。
今回の改定版の各家庭への配布は、同便利帳を通じてのみとなる。
同便利帳にはこれ以外に、届け出・証明・年金・福祉の案内から、各種施設・産業支援制度・議会への請願手続きに至るまで、市政に関する情報が網羅されている。
製作を担当した秘書広報課によると、宇治市でこのような冊子を作ったのは初めて。製作費は全て広告で賄った。2年ごとに改訂するという。