艶(あで)やかにおかげ踊りを奉納する会員

城陽おかげ踊りを広める会(工藤香代子会長)は同市寺田の水度神社(水田清比古宮司)で14日、江戸時代から地域に伝わる「おかげ踊り」を奉納した。
「おかげ踊り」は、江戸後期に全国的に流行した伊勢神宮への集団参拝「おかげ参り」に起源を持つ伝統芸能。同市では一時、途絶えていたが、同会が発足した2011年に復活させ、今回が8回目となる。
工藤会長は「ことしも奉納できてうれしく思う。爽やかな秋の日に、平成最後の踊りを心を込めて踊ります」と挨拶。「梅若朝寿恵乃会」のお囃子に合わせ、会員20人余りが「ええじゃないか、ええじゃないか~」と扇子を右手に境内を回った。
敬老会や秋花火の合間を縫って駆け付けた奥田敏晴市長も見守る中、寺田地区伝統の「乾城の踊り」、会員らがアレンジした「平成の踊り」、楽しいリズミカルな「おかげ音頭」を奉納すると、見学に訪れた地域住民らは拍手を送った。
同神社には城陽市「おかげ踊り」の始まりを伝える1830(文政13)年の「おかげ踊り図絵馬」(府登録文化財)が保存され、当時の生き生きとした様子を今に伝えている。