茶壺口切りの儀を執り行う古川さん

城陽市富野荒見田の荒見神社で21日、城陽茶まつりが開かれた。恒例行事として親しまれ、30回目。古式ゆかしい儀式や多彩な催しを繰り広げ、人々は至福の一服と秋の風情を楽しみつつ、城陽産茶に親しんだ。

拝殿でお茶を点てる市茶華道連盟の小森会長

市茶生産組合(村田恭組合長)、城陽茶業青年団(大谷泰弘団長)、市茶華道連盟(小森啓子会長)の3団体でつくる実行委員会(委員長=大谷団長)の主催。全国茶品評会などで農林水産大臣賞や産地賞の受賞歴を誇る日本一の「てん茶」の生産地・城陽をアピールした。

午前9時から神社拝殿で献茶式を営み、尾笹梅子さん指導のもと、茶生産組合の古川勝也さんが古式にのっとり茶壺口切りの儀を執り行った。茶華道連盟の小森さんが点てた濃茶を青山浩然宮司が本殿に捧げた後、大谷委員長ら茶業関係者らに薄茶が振る舞われた。

抹茶席では着物姿の子供がおもてなし

秋晴れの下、各種コーナーが幕開け。境内の抹茶席では、子供たちも清楚な着物姿で人々をもてなし、茶菓子と薄茶を運んだ。
茶業青年団員がアドバイスする抹茶と煎茶のおいしい淹れ方教室もあり、抹茶を堪能した来席者から「苦味の中に甘味がある」と感嘆の声も。城陽産抹茶を使ったスイーツの販売、茶関連商品が当たる抽選会もあり、人気を集めた。

堂々と和太鼓演奏をする清心保育園の園児ら

このほか会場では、市三曲協会が優雅に邦楽を演奏。午後には隣接する清心保育園の年長児たちが和太鼓演奏や歌を発表し、盛んな拍手を浴びた。