紙ひこうきの魅力を児童らに伝える白髭会長らメンバー

城陽市立青谷小学校(岸田和男校長、241人)で24日、「放課後子ども教室」が開講し、市内3校目の取り組みがスタートした。今年6月に学校運営協議会(堀井健一会長)で発案され、市教委と相談する中で準備を進めてきた。当面は週1回、水曜日の放課後に開催し、児童らの学び、体験の場を設け「50年後まで継続」を大目標に掲げる。
運営経費を国、府、市で3分の1ずつ負担する「放課後子ども教室」は、2008年度からの古川小を皮切りに、昨年12月からは富野小でも行われており、共働き家庭が主流になる中、地域の力で児童の健やかな成長を支える取り組みが展開されている。
青谷小でもコミュニティスクールの実現を目指し活動する学校運営協議会の委員でもある京大臨時職員、水垣さなえさん(45)=市辺五島=をコーディネーター役に支援体制が固まり、いよいよ開講の日を迎えた。

念願の開講式で感慨ひとしおの挨拶を行う堀井会長

対象は2年生以上の児童。すでに全学年から18人が登録し、初回は15人が集まった。堀井会長は「ここに居るおじさん、おばさんは皆さんの応援団。より楽しくなるよう頑張っていきます」と、にこやかに挨拶した。
水垣さんの知り合いを主に集めたという支援員らも紹介され、会場となった「算数ルーム」では、まず児童らが宿題をこなした。
後半は、府立木津川運動公園で活動するボランティア団体「五里五里紙ヒコーキくらぶ」(白髭光男会長)のメンバー4人を講師に、児童らが少し厚めの紙で〝よく飛ぶ紙ひこうき〟の折り方を学んだ。
作業のあと早速、体育館やグラウンドで紙ひこうきを飛ばして出来栄えを確認。白髭会長らは「手首を使わず、押し出すように投げると、うまく飛びますよ」などとコツを伝授した。
水垣さんは「今年度は半年しかないのでスタッフの心構えなど体制づくり。来年度はいろんな特技を持つ地域の人々に講師役をお願いし、子供たちの活動の幅を広げたい。そして、3年目は子供たちが主体的に内容を考えられるようにしたい」と、当初3カ年計画を説明した。
堀井会長は「学校運営協議会の中に『支援する会』を立ち上げ、放課後子ども教室をバックアップしていきたい」と展望した。
なお、定員は30人で参加無料。原則、毎週水曜日午後2時30分~4時30分まで開講し、随時、登録児童を募っていく。