宇治市移転を決めた城南衛管本庁管理棟(八幡市)

城南衛生管理組合は2日、本庁管理棟(八幡市八幡沢)を、宇治市宇治の折居エリアに移転させる方針を衛管議会・総務常任委員会(馬場哉委員長)に正式報告した。エコ・ポート長谷山(城陽市富野長谷山)にあるリサイクル工房機能の一部も移転。供用開始は基本計画の策定から4年を見込んでおり、最短でも2022年春となりそうだ。
城南衛管は宇治、城陽、八幡、久御山、宇治田原、井手の3市3町で構成。ごみ・廃棄物の処理を一手に担っている。
1982年12月竣工の本庁管理棟は老朽化が進み、木津川氾濫時には5㍍以上の浸水が想定されるなどの危険もある。
同組合の各処理施設は3市1町に分散しているため業務効率が悪く、加えて、今年度から、し尿処理を行わず、下水道に排出。事業構成が「し尿処理」から「ごみ処理・リサイクル事業」に転換している。
このため、府立山城総合運動公園の裏手にあたる折居エリアに移転させることを決定。大きな支出を伴うため今後、財政計画と合わせて計画案を取りまとめる。
また、エコ・ポート長谷山のリサイクル工房は、廃棄物の有効利用とごみ減量を図る「3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進のPR施設」だが、不便な場所にあるため、一部移設は管内住民にとって朗報だ。
城南衛管では基本4年計画のスケジュールを明示。策定時期が注視されるが、調整事項も多く、今年度中は難しいとみられる。来年度の策定となれば、23年度に供用開始となる。