笑みも肉汁もこぼれるバーベキュー会場

井手町の多賀地区老人クラブ連絡協議会・通称「ことぶき会」(岩田剛会長)は6日、「秋の歩こう会」を行い、地域にあってもなかなか立ち入ることが難しい地元企業を見学した。
多賀地区内では城陽市とまたがる工業団地「白坂テクノパーク」の整備が行われていて、現在は多賀地区内7区画中、6区画が決まっている。どのような会社が進出し、業務を行っているか地域の人に理解を深めてほしいと初めて訪問。同エリアを開発する㈱城南工建と、京都山城白坂テクノパーク連絡協議会が協力した。
参加した106人の会員は3班に分かれ、既に運用を開始している3社を巡った。
㈱ササイナカムラではショベルカーや重機レンタルの説明を受け、新熱電塗装工業㈱ではサビ防止からツヤ出し塗装までの工程を見学。ジャペル㈱では、猫用のスポーツ飲料や病気予防の低脂肪フードなどが紹介され、会員らは人間と同じように配慮されているペット用品・フードに驚きの表情を見せていた。
昼食は敷地内の公園でバーベキューを実施した。総会や新年会など全体で食事をすることはあるが、隣近所同士でより親睦を深めてもらおうと、今回は初の7つある寿会ごとに分かれてコンロを囲った。
会場には12のテントが張り出され、高齢者でも食べやすいようにと上質な肉を数々用意。カボチャやナスといった野菜に、ドリンクも並んだ。
会員らはいい香りがする白い煙にいぶされ、目をしばたかせながらも次々と会話を弾ませ、至福の時間を堪能。ビンゴ大会もあった。
北澤圀彦さん(75)は「最初は(目的地が)近くでつまらんなぁと思っていたが、ペット関係の商品が多彩にあり、犬や猫が人間の社会に関わっていることが分かるなど勉強になった。地元の会社を知ることができ、地元を良くしようという気持ちも芽生えたので、参加して良かった」と充実感を漂わせていた。