昔ながらの紙芝居で子供たちを夢中にした小笠原さん

「核家族化、共働き家庭の増加で、子供だけで夕食を食べるような寂しい家庭も増えているのではないか」。そんな孤食問題を少しでも解消しようと、文化パルク城陽のレストラン・星待ちキッチン(阪下繁夫オーナー)で2日、『こども食堂』が初開催された。
参加者の集まりが心配されたが、やってみれば、定員いっぱいの親子60人で、店内は〝貸しきり状態〟。市民有志のバックアップにより、口コミで参加の輪が広がり、子供たちの笑顔があふれた。
京都府の補助金もあり、料金は「親子参加で500円」。小学生以下の子供は何人連れてきてもらっても同一料金での開催。しかし、実際は阪下オーナーの心意気で、募金形式とし、保護者がいくら箱に入れてか分からない方法での初実施となった。
店内では、まず城陽市在住の紙芝居師「あおくま」の愛称で親しまれる小笠原優さん=寺田深谷=が自転車の荷台に乗せた昔ながらの手法で、定番『怪人伝説』を実演。景品がもらえるクイズも織り交ぜ、子供たちは大喜び。
地元、山城産の食材を使った「お子様ランチ」「天ぷらうどん」「親子どんぶり」「カレーライス」から一品を選び、さらに揚げたての天ぷらが自由に味わえる食事を楽しんだあと、順次、親子で天体観測へ。
文パル南側では「城陽星見る会」の高橋正則さんがセッティングした望遠鏡が据え付けられ、お父さん・お母さんと子供が土星や火星を見て、思い出深いひとときを過ごした。
なお、次回は1月25日(金)午後5時から開催。「子供食堂に参加したい」という親子は、星まちキッチン℡56‐8127まで、必ず事前予約を。