柿屋で作業を続ける奥村さん

正月の縁起物としても使われる古老柿(ころがき)づくりが、宇治田原町で最盛期を迎えている。町内の田んぼや家の軒先に並ぶ「柿屋」では、色づいた甘みいっぱいの干し柿が並んでいる。
渋柿を原料とする古老柿は、柿屋と呼ばれる専用の小屋で、皮むきして約1カ月間じっくりと乾燥させて作る。機械やカゴを使ってコロコロと転がし、表面に白い粉が吹いてくると食べ頃に。
JA京都やましろ宇治田原町古老柿生産部会長の奥村重徳さん(48)=禅定寺勝谷=方では、700㌔の生柿を収穫したが、今年の猛暑・台風の影響で、どの農家でも1~2割収穫が減ったという。
乾燥作業を続けていた奥村さんは「今年もよい甘みが出ていると思う。ぜひ味わって」と話した。出荷はあす13日から年末まで。直売所などで1㌔2000円ほどで販売されるという。