卒業制作の仕上げに励む絵画表現コースの生徒

宇治市五ケ庄西浦の京都芸術高校(加藤達二校長)で、来週から始まる卒業制作展「卒展」に向けての作品づくりが最後の追い込みを迎えた。
「卒展」は、3年間の美術教育を通して磨いた感性や技法を一つの作品に託そうと毎年実施しており、今回で18回目。制作展まで1週間を切り、生徒たちは集大成となる作品の仕上げに没頭していた。
絵画表現・マンガ文化表現・造形表現・視覚デザイン表現・映像メディアデザイン表現の5コースに通う生徒たち178人が昨年秋から制作に入っている。このうち、絵画表現コースでは、ほとんどの生徒が100号以上の大作に挑戦しているという。
同コースで学級委員長を務める木原萌さんは、人物を採り入れた作品にチャレンジ。今回のテーマ「結び」に合わせ、人生の「結び」を迎える75歳の祖母をモチーフに。祖母が好んで見に行くという滝の流れをキャンバスに描きこみ、背後にそびえる山谷と差し込む朝陽を美しくまとめ上げた。
卒業制作展の会場は左京区岡崎にある京都市美術館の別館。展示(午前9時~午後5時)は15日(火)~20日(日)まで開く。入場無料。