ブリをさばく岡本さんの鮮やかな職人技に見入る園児たち

命や食べ物の大切さについて理解を深めてもらおうと、社会福祉法人宇治福祉園が運営する宇治市五ケ庄梅林の「みんなのき黄檗こども園」(田中みゆき園長)で10日、ブリの解体ショーが開かれた。
園の恒例行事で3~5歳児ら約110人が参加。宇治橋通り商店街の大阪屋マーケットにある岡本鮮魚店の店主・岡本茂さんが、鹿児島県で水揚げされた7・1㌔のブリをさばいた。

ブリの部位の説明にも興味津々

園児たちは、岡本さんの鮮やかな包丁さばきを興味津々の様子で見つめ、エラや皮、背骨など各部位の説明を聞いた。内臓を取り出した際にブリから血が出る場面でも、生き物の大切な命をもらって自身が生きていることを実感。保育教諭が「『命をいただきます』という感謝の気持ちを込めて、大切に食べてください」と呼び掛けると、元気いっぱい返事し、脂の乗ったブリのしゃぶしゃぶやあら汁を笑顔で味わった。
田中園長は「切り売りしか見たことのない魚がしゃぶしゃぶのサイズになるまでを見て、感謝の気持ちとともに、自分で調べ、学びを深めるきっかけにもなっている」と話し、食育の相乗効果を期待した。