ラオスからやって来た2選手も試技に熱い視線を送る

第2回「障がい者スポーツに触れる会」が19日、パラリンピック・パワーリフティングナショナルトレセンのサン・アビリティーズ城陽=城陽市中芦原=で開かれ、市民らがその迫力を体感。第一線で活躍する選手たちのパネルディスカッションも行われ、公私にわたる努力への理解を深めた。
パラリンピック正式種目パワーリフティング(略称・パワリフ)は、下肢障害者によるベンチプレス。2016年、ナショナルトレセンに指定されたサン・アビリティーズ城陽は、日本代表選手らの強化拠点となり、同年に地元で立ち上げたNPO法人京都スポーツ・障がい者スポーツ推進協会(園崎弘道理事長)が、日本パラ・パワーリフティング連盟(吉田進理事長)協力の練習見学会、記録会を盛んに行うなど広く魅力をアピールしている。
この日、同法人主催で、いよいよ来年に迫った東京パラに向けて飛躍が期待される有力選手をゲストに迎えたパネルディスカッションを開催。吉田理事長が進行役を務め、西崎哲男(男子54㌔級)、宇城元(同80㌔級)、中辻克仁(同107㌔級)、中嶋明子(女子50㌔級)の4選手が、ここに至る経緯や競技に懸ける思いを披露。各選手が職場など周囲の理解に支えられ、仕事と競技を両立する日常を紹介し、パラ出場へ意気込みを伝えた。
また、体験会には国内のみならず英国のコーチ、ラオスからは男女2選手も姿を見せ、拠点ならではの充実した設備や備品にも注目。昨年10月、アジアパラ男子49㌔級で133㌔を挙げて見事に優勝したピア・ラオパックディー選手(29)、女子41キロ級のラッサミー・シーパッサード選手(34)も異国のトレ風景を興味深そうに眺めた。ラオス選手は別府市内で練習し、来月2日に始まる全日本パワリフ国際招待選手権大会に出場する。ピア選手は「たくさん交流し、貴重な体験を母国に持ち帰りたい」と話した。