宇治市広野町の府立宇治支援学校(川髙寿賀子校長)の校内喫茶店「JOY」で、ホテル「ハイアットリージェンシー京都」(所在地:京都市東山区三十三間堂廻り)の協力による新メニューのクッキーが登場した。3月5日(火)までの期間限定で販売する。
同校地域交流室にあるカフェ「JOY」は、高等部くらし職業コースの生徒が接客スキルを磨くため営業している。学校が市街地にあることで、地域の人たちの利用も盛んだ。
昨年の3年生の授業では、よりよいカフェのあり方を考えようと、生徒たちが「セットメニューのお菓子を増やしたい」などの案を出し合った。
ハイアット京都に生徒の姉が勤めていたことが縁で、メニュー開発の話を耳にしたホテルのシェフたちが「学生の皆さんに役立てるなら」と協力を承諾。夏休み前から打ち合わせや試作を重ね、パウンドケーキなど3つの候補の中から宇治の茶と城陽の梅をイメージしたクッキー「みやび」が出来上がった。
優しい響きを持つ名前はもちろん、商品ラベルにもこだわって製作。流れるような筆文字の周りを緑の茶葉と梅の花で美しく彩ってデザインした。
2枚入りのクッキーは、抹茶と梅ジャムを使った食べやすく上品な味わい。ラベルにはハイアットのロゴも入り、高級ホテルの風格が感じられる。飲み物とセットで350円で販売する。
キッチンでコーヒーを淹れていた高等部3年生の松岡悟君は「みんなで考えながら美味しいクッキーができたと思う。予想よりもたくさん売れてびっくりした」と嬉しそうに話した。今月11日の販売開始以来、午前中に売り切れになった日もあったという。
カフェ「JOY」の営業時間は午前9時45分~同11時45分と午後1時10分~同2時20分。週3回(月・火・金)開くが、学校行事などの関係で臨時休業する場合あり。問い合わせは宇治支援学校℡41‐3701へ。