選挙啓発用のアナウンスを録音する久御山高放送部員たち

今春の統一地方選に向け、久御山高校放送部の生徒たちが20日、府議選と久御山町議選の選挙啓発用アナウンスを録音した。町の公用車から音声を流して投票を呼び掛け、若年層にも選挙を身近に感じてもらう。
町選管と明るい選挙推進委員協議会が初めて、これまで業者に委託していた選挙啓発用アナウンスの音源制作を、同校に依頼した。若い世代に選挙に関心を持ってもらうきっかけづくりが狙い。
録音には、3年生の北上愛莉さん(18)、玉城京奏さん(18)、2年生の山崎未貴さん(17)、井関まひろさん(17)が参加した。原稿を手にマイクに向かい、府議選と町議選でそれぞれ、告示日から投票日の前日まで用と、当日用の内容を手分けして読み上げた。「あなたの大切な一票です。必ず投票しましょう」などと呼び掛け、ナレーションに期日前投票の情報も盛り込んだ。
町内の有権者1万3137人(昨年12月3日時点)のうち、選挙権を得た未成年は計353人(同)。昨年の府知事選の投票率は町内全体で35・83%だったが、年代別にみると18~19歳は17・24%と落ち込みが目立った。町選管は、選挙期間中にパッカー車や公用車で町内を走行時に、生徒たちのアナウンスを流す。
部長の井関さんは「将来に関わることをさせてもらい、自分でも投票に行かないと―と思った。期日前投票を明確に伝えたい」と話した。
今回の統一地方選から新有権者になる北上さんは「日本を動かす政治。慎重に考え、投票したい」、玉城さんは「どんな政治になってほしいか意思は持つべき。伝える側も明るく伝え、選挙に行こうという気持ちになってくれたら」と話し、思いを託す1票のため、さまざまな方法で情報を得る大切さを口にした。