(左)知事賞に輝いた宇治市政だより、(右)漫画スタイルで源氏物語を紹介

宇治市が発行している広報誌「宇治市政だより9月1日号」が今年度の「京都広報賞」で初となる最優秀賞の知事賞に決まった。宇治田原町と久御山町も会長賞に選ばれるなど、地元3市町が紙面や写真で高評価を得た。
京都府内市町村の広報技術向上と広報活動の充実を図ろうと、府と府広報協議会(会長・河井規子木津川市長、30団体)が毎年開催しているコンクール。府内市町村から応募のあった広報作品から優秀なものを選んでおり、広報誌の部や一枚写真の部、組み写真の部などがある。
今年度は広報誌の部(市の部)に14点、広報誌の部(町村の部)に7点、写真の部(一枚写真の部)に21点、写真の部(組み写真の部)に10点、映像の部に13点、計5部門で65作品の応募があった。
結果、5部門それぞれで知事賞と会長賞が決まり、府民賞も1団体が選ばれた。本紙関係では、宇治市が広報誌の部(市の部)で知事賞に輝き、宇治田原町が広報誌の部(町村の部)で会長賞、久御山町が写真の部(組み写真の部)で会長賞を勝ち取った。

■「源氏」マンガ風に紹介/宇治市政だより
京都広報賞の広報紙部門(市の部)において、宇治市の広報紙「市政だより9月1日号」が知事賞(1位)に輝いた。同市が同部門で知事賞を受けたのは今回が初めて。
作品では、昨秋リニューアルした「源氏物語ミュージアム」の告知に合わせて、源氏「宇治十帖」を漫画スタイルで特集。「宇治っ子朗読劇団☆Genji」の協力のもと、2カ月以上に渡る準備期間を経て完成にこぎ着けた。
同市秘書広報課広報係の北山優衣さんが、劇団の子供たちの写真撮影など素材集めを担当。劇団を指導する六嶋由美子さんも協力し、セリフ展開から登場人物の表情に至るまで細かく構成をチェックしたという。
北山さんは「30~40歳代の子育て世代の女性をターゲットに企画したが、多くの方に好評だった」と喜んだ。同課の田中真也係長も「知ってるようで知らない源氏物語を分かりやすく紹介していたとの声をいただき大変うれしい」と笑顔を見せた。
宇治市政だよりは、今回受賞の号から約1年前(2017年10月1日号)に、従来のタブロイド判から現在のA4版に変更。毎月1・15日の月2回発行で、読者の目に留まる表紙や豊富な特集記事など、市政への関心を高めてもらえるよう内容充実を図っているという。