府議選城陽区(定数2)は自民現職の園崎弘道氏(39)=公明推薦=が1万を割る厳しい得票ながらトップ当選。国民現職の酒井常雄氏(57)も議席を守り切り、ともに3選を飾った。今回も城陽区では、府政与党が2議席を堅持。惜しくも次点となった共産新人の河村明子氏(44)と2位当選・酒井氏との得票差は「1002」だった。投票率は、前回から0・94ポイントダウンして過去最低37・90%まで下がった。
選挙期間中、市内を歩きに歩いた園崎氏は、「まちが発展期を迎えているからこそ、西脇府政との連携、国・府・市政がつながることが大切」と強調。『実現力』をキャッチフレーズに掲げ唯一、国政与党につながる候補者であることもアピールし、自民と初めて推薦を受けた公明支持層を手堅くまとめた。
2位当選の酒井氏は、旧民主が国民・立憲に分裂したことで、厳しいを強いられたが「京都府がリードして市民の健康寿命延伸に取り組む」と、高齢化が著しい市内の状況を的確にとらえた訴えで、有権者の支持を集めた。ただ、国民の支持率が市内でも低い上、立憲を支持する人の一部が共産候補に流れ、次点の河村氏との票差は「1002」と前回より800票以上縮まった。
9日間の選挙戦を頑張り抜いた河村氏だったが、悲願の議席獲得にはならなかった。しかし、19年の看護師・4年間の市議経験を礎に『女性府議の誕生で命、平和と暮らしを最優先にした府政に』との訴えは、有権者から共感を得た。得票を6500台に乗せたことで、現新4人の公認候補を立てる後半の市議選に大きなアドバンテージを与えた。