小倉町西山に建設中の精障デイ施設

宇治小倉地域で精神障害者の居場所づくりに取り組んできた「ほっとハウス」(小倉町西浦)はこのほど、同町西山に施設移転する。オープン予定は5月1日だが、資金不足のため各方面に支援を募っている。
自立訓練事業所「ほっとハウス」は25年以上にわたり、精神障害者が「病院ではなく町の中でほっとできる場所」として運営を続けてきた。施設の老朽化と利用メンバーの高齢化に伴い、3年前に整備を計画した。
検討を重ね、府道69号線の小倉西山交差点近く(同町西山70‐8)に用地を取得した。鉄骨3階建で、延べ床面積は約330平方㍍の広さ。車いすや歩行器に配慮したバリアフリーに対応しているほか、ベッド付き個室(6床)を設け、短期入所(ショートステイ)機能も備えている。
ほっとハウスの丸一俊介所長(42)によると、建設費1億8000万円のうち、補助金(約7000万円)と手持ち資金(約3000万円)以外は借入金で賄っているという。
11日には、資金不足の現状と居場所の必要性を知ってもらうため、職員と利用メンバーら10人がJR宇治駅前で募金活動を行った。
丸一所長は「精神障害者が中心の施設は市内にほとんどなく、特に夜間の支援が足りていない。泊りに対応した新施設で、利用者の方々が地域で暮らせる拠点となれば」と期待を込めた。
事業所では引き続き幅広い支援を募っている。支援金の振込先は郵便振替口座「01080‐4‐78360」、他銀行からは、ゆうちょ銀行一〇九(イチゼロキュウ)店・当座「0078360」へ。加入者名は「ほっとハウス」まで。