チャンピオンベルトに児童も大喜び

世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級チャンピオンの拳四朗(27)=寺地拳四朗・BMB、城陽市久世=が22日、城陽署のイメージポリスに就任した。任期は来年3月31日まで。同署の交通安全・防犯活動などに参加して市民の意識啓発を行うとともに、警察官の力強さと優しさをPRする。拳四朗はこの日早速、出身校でもある久世小(佐々木一雄校長)での自転車運転教室に参加。児童らと交流しながら、「安全に遊んで」などと語り掛けた。
拳四朗は、同署での委嘱式に臨んだ後、久世小へ。校長室では、小6時代の担任だった藤井健二教頭も同席。卒業アルバムを見るなどし、和やかな雰囲気のまま、5・6年生216人の待つ体育館に入場した。舞台に登ると、「ボクシングの世界チャンピオンです。交通安全を一緒に学びましょう」と挨拶した。
自転車教室は女性警察官が講師となり、安全な乗り降りの仕方や交差点を曲がる時のコースの取り方をレクチャーした。拳四朗は用意された自転車にまたがり、後方確認などを実践した。
教室が終わると、児童からの質問コーナーが始まった。「ボクシングで大切にしていることは?」の問いには「負けると思わないこと」、「趣味は?」と聞かれると「おいしいものを食べること」と愛らしい笑顔で答えた。
拳四朗はまた、持参したチャンピオンベルトを児童らに披露。「触ってみたい人」と気さくに呼び掛けると、ほとんどの児童が我も我もと手を挙げた。
この後、再び舞台に登壇。児童会会長の石突美颯(みそら)さん(6年)から「自分も夢に向かって頑張りたい」とのお礼のスピーチが贈られ、副会長の岩本姫香さん(6年)から花束が手渡された。最後に、クラスごとに記念写真を撮影した。
拳四朗はイメージポリスとして今後、会員制交流サイト・フェイスブックの府警のページへ、定期的にメッセージ投稿もするという。