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2018年 4月 17日

TODAY NEWS

開館20周年でリニューアル
源氏物語ミュージアム

宇治市、1億4千万円を投入



 宇治市の源氏物語ミュージアム(宇治東内)の17年度入館者数が9万1136人(前年比1・3%増)と回復基調に転じている。開館20周年を迎える今年度は、来館者の増加や訪日外国人観光客(インバウンド)対応、生涯学習の機能充実などに向け、当初予算に約1億4千万円のリニューアル事業費を計上。体験型展示の充実や多言語化、アニメの制作などを行う。

 源氏物語ミュージアムは源氏物語をテーマにしたまちづくりを進める宇治市の核施設として建設。名誉館長に瀬戸内寂聴さんを迎え、1998年11月に開館した。
 テーマ館的な事業では例外的に健闘し、観光入込客数の堅調な伸びや、根強い源氏ブームも手伝い、06年以降は年間に約9万人が訪れ、上昇基調に転じ、源氏物語千年紀(2008年)の年は約20万4500人が来館。
 平等院鳳凰堂の「平成の修理」(12年〜14年)の期間中は、ミュージアムの来館者も減り、13年度は7万4千人まで落ち込んだが、その後、再び上昇に転じ、16年8月には開館以来の入館者が200万人を突破している。
 リニューアルは「観光」と「生涯学習」の拠点として再整備する。来館者の約8割が初めて訪れていることから、リピーターの増加を図るため、平安時代の貴族文化や生活を体験できる展示資料を設置する。
 「源氏物語に親しむコーナー」(無料)では貝合わせや牛車の車輪組み立てなどのコーナーを設け、生涯学習の充実を図る。
 「物語の間」(有料)では光源氏の邸宅・六条院をデジタル技術で仮想体験できるようにし、「平安の間」では平安貴族の男女が屋内外から相手を見る垣間見の体験コーナーを設置。
 映像展示室では、新たに源氏物語をテーマにしたオリジナルストーリーのアニメを制作し、新たな映像で若年層の獲得をめざす。
 訪日外国人観光客の増加を受け、これまで音声ガイドシステムにとどまっていた多元語化対応を拡大。
 展示資料の名称や展示解説に表記を増やすほか、解説は音声ガイドにも対応できるようにする。言語は日本語と英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語で対応し、今年7月17日〜9月13日まで臨時休館。9月14日にリニューアルオープンし、アニメは来年3月に完成予定。
 市では、開館20周年を契機に19年度の入館者目標を16万人に設定し、情報発信にも努めていく。【岡本幸一】
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