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2018年5月14日

TODAY NEWS

「窓外の銃声、死を実感」
宇治市

国際親善協会が講演会



 宇治市国際親善協会(久保田勇会長)は12日市生涯学習センターで、国際交流講演会を開催した。
 テーマは「南米パラグアイ国で軍事政変(クーデター)に遭遇して〜戦争を知らない世代の戦争体験〜」。参加者約40人が熱心に耳を傾けた。
 講師はアスンシオン日本人学校の理科教師として、1988年から91年まで3年間パラグアイに滞在した須河正博さん(67、京都市伏見区在住)。赴任中の89年、軍事政変に遭遇した。
 講演で須河さんは、時にユーモアを交えながらも、その戦争体験を生々しく語った。「2月2日深夜の自宅、突然の爆発音と銃声が。起きた上の子どもを『花火だよ』となだめた」。下の子に授乳していた妻の目には「涙がにじんでいた。なんとしても家族を生きて帰さないとと思った」。
 クーデターは数日で終結。しかし、花壇に銃弾がめり込んでいるのを見ると、「パンという銃声が人間に向けられていたと実感」。「生命の重みをひしひしと感じた。これだけ大切なものをこんなに簡単に奪って、本当に許されるのか」と、戦争のむごさに怒りをにじませ、平和の大切さをアピールした。【奥井凜】
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