洛タイ投書箱



いじめなんかとんでゆけ
2006年 12月 1日

◆…「もしもし、おはようございます。おうちの二階から今日の天気を見て下さい。おうちなら360度空が見えるでしょう」「夜前は雨でしたが、今はお日さんが出ています。がんばって行きましょう」歩こう会常連の下岡要さんの元気な声が返って来ました。
◆…今日、11月12日は私たち菟道の秋まつり文化祭の一環行事の一つである菟道いきいき歩こう会の当時である。午前9時、続々と上は79歳から下は4歳のお子さんまで、おばあさんといっしょに集まりました。その数15歳を境にほぼ半々の43人。
◆…早速、菟道みどり会(子供会)の会長の野村かおりさんら役員から用意されたおにぎりとおーいお茶が配られる。空は曇り気味で少々肌寒いが集まった人たちの熱気でにぎやかである。
◆…菟道集会所前を出発に先立って運営委員長の梅林弘一さんから「もう何年もつづけてやって来ていますが今日は最高の人数でうれしく思います。空は晴れてゆく方向なので元気でゆきましょう」との挨拶を受け出発進行。
◆…赤い文字の「歩民になろう」の旗を先頭にまずは三室戸小学校をめざします。校庭では私達と同じ菟道のグラウンドゴルフ大会の人たちに出会う。ここから明星町団地を通り抜けて関西電力の十二号水路前で小休止する。この十二号水路は大津の南郷洗堰付近から琵琶湖の水を取り入れ、その長いトンネルの12ヶ所水の見える個所を経てここ宇治発電所に落ちてゆく。菟道の集落も望見される。
◆…いよいよここから山道に入る。目指す朝日山はつい近くである。一本道になった山道で歩民の旗より先に元気な子どもさん達がゆく。山の頂上の朝日観音さんのお堂の前で小休止、つい近い所には「菟道稚郎皇子之墓」の碑も見える。
◆…次いでここから木の間がくれの山道を通称大吉山頂へと向かう。いつ頃か大吉山と呼ぶようになったのか、国土地理院の地図では仏徳山として標高131・8bとなっている。ここからの展望はすばらしい。目の下に清流宇治川と平等院、そしてみどり多い遠景と町並は格別である。
◆…ひと息ついたところで今日の歩こう会のシオリにある歌を全員で合唱することになり、まずよく知られる「ふるさと」を大声で三番まで歌う。この広々とした風景を前に黙っている手はない。みんなで力一杯「ヤッホ」「ヤッホ」と三回、四回「いじめなんかとんでゆけ」
◆…次いで「山の子のうた」の歌唱指導があり、みんなで歌う。「歌声があの小道にひびけば」「あの森かげあの谷間 山の子の歌」「山の子は」「山の子は」「歌が好きだよ」親と子がそしておばあさんの三世代が大声でうたえた幸せのひと時であった。終着地宇治上神社はもうすぐである。(宇治市菟道・世話係・辻本順造)

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