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「悪い事していると思われショック」
宇治田原町
消防団支部への協力金
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宇治田原町内在住の男性から消防団支部による各家庭への農地・山林看守料も含めた消防協力金の徴収をやめてほしいと訴える投書が12日までに洛南タイムス社に寄せられた。
『消防団の看守料の徴収について』とした投書によると、「例年消防団の出初式の後、消防団の制服を着て、各家庭に看守料を徴収にきます。各家庭の財産状態により、徴収額も異なるようですが、我が家では数千円です。徴収した費用は消防団の飲み会に充てられるようですが、納得いきません。他の町村ではこのような慣習もなくなりつつありますが、生活がやりにくくなってきているのにやめてほしい」と呼び掛け。
さらに「その時は神社の御札を持ってきます。これってやくざが干支の瓦や門松を押し売りに来るのと同じではないですか」と訴えている。
調査したところ、そうした消防団支部があることが分った。
男性が指摘している支部は、広大な山林と農地を有し、558世帯の区を管内に持つ。
同支部では、事前に『消防協力金等のお願いについて』(平成20年1月)と題した依頼文書を管内家庭に新聞折込で事前配布した上で、今月6日開催された同町消防団出初式の終了後に、団員(約30人)が各家庭を訪問。消防協力金を集めるとともに、『火の用心』の愛宕札とシキビを配った。
消防協力金は全世帯から一律3000円(愛宕札料含む)、さらに昔から慣例として続けられている農地・山林所有者世帯のみを対象に看守料がプラスして徴収される。しかし、徴収は強制的なものでなく、あくまでも任意という。
投書内容について当事者の消防団支部役員らは「全団員の慰労と支部の独自活動に応じた施設充実に使っている。心外、残念です。一つの意見として今後の活動の参考にしたい」
別の支部役員は「悪いことをしているように思われていることがショック」と肩を落とし表情を曇らせ、目に涙を滲ませた。
一方、農地・山林看守料を含む協力金4400円を快く支援した専業農業を営む50歳代男性は「消防団員は火事が起こった時には自分の命をかけている。(消防防災だけでなく)いろいろな活動をしてもらっている。もったいないとは思わない。消防団へのお礼の気持で寄付さしてもらっている」と、多くの住民に消防団活動実態への理解を求めている。
消防団員OB(64)は「団員が少なくなる中、仕事を持ちながら活動してもらっている。何らかで報いるためにも協力金は必要。看守料は1年に2回農看守や、松茸山看守に回ってもらっていてくれる手間賃」と話している。
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