洛タイ投書箱



知らない人が状況を見ると…
2008年 8月 15日


◆…久御山町に住む一主婦です。
◆…七月の末の貴紙面の投書欄で宇治田原町の山林の開発で山や動物を心配する記事を拝見しましたが、ただ、その時は他人事と思っていました。
◆…そして数日後にまた、洛南タイムスにその投書に対する反論とも取れるお茶の専門家らしき人からの記事が掲載されました。
◆…内容は、「宇治茶の生産地、宇治田原がお茶産業の育成として行なう開発であり、大いに賛成する」というものでした。
◆…この時も私は「他人事」として読んでいました。
◆…それから四、五日した日のお昼、信楽の方に用事で宇治田原を通っていくことになり、いつものようにくつわ池から山を降りて行った時、道の左側一面が大きく変貌し、土色の肌が私の視界に飛び込んできました。
◆…その時、忘れていた新聞記事を思い出し、「ここのことなんや」とすぐに分かりました。
◆…確かにすごいことになっている―と思いました。乱開発ではないかもしれません。しかし、昼間にこの山肌を目のあたりにした人は、きっと驚くと思いました。最初に投書された人の気持ちがよく分りました。
◆…確かに産業の振興、お茶の生産のための事業かもしれません。しかし、山を削ったあとの洪水の恐怖や山に棲む動物たちのことを考えるとそう簡単には納得できるものではありません。
◆…ただ、私は、新聞で知っていましたからお茶畑を作るんやなぁって、分りますが、何も知らない人がこの状況を見ると『乱開発』としか見えないと思います。
◆…何の工事かどこにも書いていないというのもそう思う一つの理由かもしれません。
◆…専門家がきちんとルールに沿ってやっておられる事業に私のような全くの素人がコメントすることは筋違いかもしれませんが、感じたことをちょっと書いてみたかったことですので、お許しください。
(久御山町・一主婦)

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