宇治市立大開小学校で14日、4年生72人を対象に食育講座が開かれた。児童たちは、塩分を取りすぎないようにする「適塩」について理解を深めた。
市の保健師のほか、京都岡本記念病院(久御山町佐山)の医師らが来校。今年度から市の「適塩アドバイザー」として活動している同病院腎臓内科の劉和幸副部長が「塩のヒミツ」について話した。
授業では、原始生物が海から発生したことにより人間の体内にも塩分があることを説明。塩辛い物を食べ過ぎると多量の水分が必要となるため、血管が膨らんで体の中の「海」が荒れてくるとした。
また、体の「海」を感じる試みとして、聴診器を使って心臓や血管の音を聞いた。児童たちはワクワクした表情で器具を取り扱い、小さく響く音に耳を澄ませていた。
授業を終えた児童たちは「自分に合った適塩を心がける」「塩の取りすぎは良くないと分かった」「血液や血管など詳しい説明が聞けた」と振り返っていた。