災い、厄払い、福招く/宇治田原・巖松院で星祭り
護摩祈祷のあと、説法に聞き入る参拝者たち

宇治田原町岩山の真言宗巖松院(河井拓巖住職)で10日、星祭りが営まれ、地元住民らが厄除け招福を願い、両手を合わせた。
同寺は、聖徳太子が奈良の都から大津へ出掛ける際、山腹にそびえる巨岩を見つけ、不思議な霊験を感じて、地域の安寧を祈り、建立した―と、伝わる。徳川5代将軍綱吉の母・桂昌院の擁護も厚く、菊の御紋を許された寺紋が今なお残る。
この日、本堂に集まった男女らが護摩祈祷に頭(こうべ)を垂れ、災いや厄を洗い落とした。
このあと、厄年に当たる人たちが供えた丸餅をまく恒例の餅まきは、雨天につき、屋内に場所を替え、河井住職から輪になった参拝者一人ひとりに手渡された。
また、お大師粥の接待があり、参拝者は、お札とお肌守りも授かった。